自分らしく生きる
病気や障がいがあって出来ないこともたくさんあると思います。我慢していることもたくさんあると思います。
ただし、私たちは出来ることもたくさんあると考えています。たまには美味しものを食べたり、お酒を飲んだり、仕事したり、自分で買い物をしたりしても良いと思っています。医師・看護が24時間いる医療機関だからこそ出来る日常があると思っています。
なので私たちは、病院生活や入所生活という非日常を日常に近づけられるようにしたいと思っています。
患者さんにやりがいと役割を提供できないか?そんな考えからおしごと倶楽部がはじまりました。
仕事をすることでやりがいと役割を感じてもらい、院内通貨「マッチ」を発行し、マッチを使うことで楽しみや喜びを感じていただく。そんな試みを実施しています。
マッチはヨリドコの竹林から竹を切り出し、焼き印を押して手作りで作成。活動としては、駄菓子屋を院内で開業し、患者さんと学園生が店員として販売。その他も喫茶店の営業や、はし入れ、マスクケース作成、ミサンガ作成‥等色々実施しています。遊びではなく仕事として楽しく働いています。