部署紹介
診療部から
私たち診療部は、看護部を除く、患者さんの医療やケアに携わる部署です。
主に、医師、薬剤師、リハビリスタッフ、栄養士、放射線技師、ソーシャルワーカーなどで構成されております。 医学的に確かな医療と同様に、患者さんの思いに耳を傾けより良い寄り添う医療を提供しております。
診療科
1. 患者さんの価値観を大切にする
2. 患者さんの声に耳を傾ける
3. 適切な医療情報を届ける
私たちは、みなさんに安心して医療を受けていただくために、上記の3つを大切にして診療をさせていただいております。医学的に正しい医療サービスを提供することはもちろん、患者さんの思いに沿った適切な医療を提供いたします。みなさまがより良い人生を送れるように、私たち医師も日々、自己研鑽していく次第です。
よろしくお願いいたします。
役割や業務内容
診療科は、医師が所属している科です。
医師が担当するには場面として、外来、入院、訪問診療があります。
外来においては、主に、内科、整形外科、障害の方に特化した専門外来などを提供しております。入院に関しては、慢性期の患者さんの”療養病床”、”障害をお持ちの方の生活の場”のふたつに分かれております。
診療の中で、私たちが特に大切にしていることは、”病気を診るだけでなく、その患者さんの考え方にも興味をもって聴く”ことです。なぜなら、患者さん本人の価値観を知らずに、適切な医療のサービスやアドバイスはできないと考えるからです。
予防~治療、そして症状緩和まで、その方のライフステージに合わせた医療を提供させていただきます。
薬剤科
薬剤科の業務は、外来・入院患者さんの調剤・服薬指導などですが、入院患者さんの声、薬以外のお話など、職種に関係なく耳を傾けていきます。
また、スタッフと連携を取り、患者さんの希望する過ごし方がかなえられるよう努力しています。一般病院とは違った患者さんとのかかわりをするよう心がけています。
役割や業務内容
主に、調剤、服薬指導、点滴の払い出し、医薬品の管理などです。
服薬指導の際には、薬のことだけでなく、困っていることはないか、したいことは何か?などを聴いて、スタッフ間で共有して、今後につなげていきます。また、勉強会や研修なども行っています。
リハビリテーション科
リハビリテーション科では、「患者様、園生の尊厳を大切にして、良き入院、入所、在宅生活につながるように専門性(リハビリ)を発揮・提供し、寄り添いと支援を行います」を理念に掲げ、リハビリを提供しています。
当院のリハビリ科は、ほかの療養型病院に比べ、スタッフが多く、若いスタッフからベテランまで比較的バランスよく配置され、日々、学びを欠かさず、エネルギッシュに業務をしております。
患者さんや地域の皆様に、「ここでリハビリを受けてよかった」と思ってもらえるようなリハビリを提供していきます。
役割や業務内容
当院のリハビリテーション科は、入院・外来の患者さんや一二三学園生に対し、理学療法と言語聴覚療法を行っています。
理学療法では、脳性麻痺や発達障害といった患者さんから慢性的な腰痛を抱えた患者さんに対し、「座る、立つ、歩く」などといったリハビリを行っています。言語聴覚療法では、飲みこみやことばの障害を抱えた患者さんに対し、リハビリを行っています。
また、患者さんにあった補装具を提案したり、より良いリハビリを提供するため、院内の多職種、地域の関係機関との連携も欠かせない業務のひとつです。
私たちは、リハビリを通じ、その人らしい穏やかな生活ができるようお手伝いできればと思っています。
栄養科
私たちは普段の生活の中で、ご飯が美味しいと幸せな気持ちになったり、ご飯を食べてまた頑張ろうという気持ちになれたりする事があるかと思います。食形態や食事量は様々ですが、患者さんにとっても日々の食事が楽しみであるように、そして心と身体の健康に繋がるものであるように…と考えております。
仕事をしていると、「お食事が楽しみなの」というお声を頂く時があります。そんなお声が少しでも多く聞けるよう、他のスタッフと力を合わせながら患者さんに寄り添っていきたいです。
役割や業務内容
栄養科では、多職種とコミュニケーションを取りながら、患者さんの日々の栄養管理を行っています。
又、季節ごとのイベントや誕生日の際は、患者さんのご希望を大切にしながら、普段の食事ではなかなか味わえないメニュー、雰囲気を提供しています。
日々悩んだり壁にぶつかったりする事もありますが、思うように食べられない患者さんが食べられるようになった時や、患者さんの喜ぶお顔を見られた時、非常にやりがいを感じます。
今後も、患者さんの心身の状態に合わせた適切な栄養管理を行っていくと同時に、食べる喜びを感じて頂いて、少しでも満足度の高い療養生活を送れるよう努めていきたいです。
放射線科
放射線科の役目は、診察する際に患部を撮影して医師に診やすい画像を提供する事です。
レントゲンは機械も大きいため、実際に撮影する時に患者さんが不安に感じやすいと思います。そういう不安を少しでも和らげたいので、笑顔で接して声をかけるように心掛けてます。
役割や業務内容
診療放射線技師として、外来患者さんや入院患者さんのレントゲン撮影を任されています。
当院で撮影する患者さんは、様々な方がいらっしゃいます。元気な方も居ますが入院されている方は、立てなかったり体の自由が利かない方が多い現場です。撮影が無い時は、院内デイ(入院されている方を対象にしたデイサービス)に参加させていただいております。
また当院では年間を通して入院されている方々を対象に、「納涼祭」や「喫茶店」などの様々なイベントを行なっており、積極的に参加させていただいております。
検査科
検査科の業務は、問診や触診だけでは診断が難しい場合、医師の指示のもと、診療に必要な検査を行い、医師に検査結果を報告する事です。
当院では、療養されている患者さんや地域の皆様の状態把握、身体状態維持のための検査、また町田市民の皆様の健康維持のための健診を行っています。
地域の皆様には、大きな病院に行く前の、不安を取り除くための検査として活用していただけたら、と思っています。
役割や業務内容
当院の検査科は、採血・心電図・エコー検査を主に行っています。
採血で採取した血液は、基本的に外部の検査センターに検査を依頼していますが、緊急時には院内で検査対応できる機器も備えています。
エコー検査は、皮膚面にゼリーを塗り、プローブ(超音波を発する探触子)をあてる無害な検査で、心臓、腹部臓器(肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓・膀胱・前立腺)、頸部(頸動脈・甲状腺)の検査が可能です。
気になる症状がございましたら、医師に相談の上、気軽に検査を受けに来ていただけたらと思います。
医局秘書課
医局秘書課は、医師にかかわる事務を行うセクションです。
医師が働きやすい環境を整え、代行できる業務を担うことができれば、患者さんに寄り添う医師の時間が増えます。間接的ですが、このような形で病棟の最前線を応援できればと考えています。
役割や業務内容
医局秘書課は一体どんなことをやっているんだろう?と思われると思います。
業務は多岐にわたり、一つ一つはとても地味な作業です。書類の処理、スケジュール確認などがありますが、最も重要な業務は医師の求人管理で、他院の先生や紹介会社と連絡を取り合うことが多いです。病院に医師が不在ということがないようにしなければなりません。
また勤務中の医師が不便を感じないよう様々な手配をしています。医療のタスクシフティングが求められる中、医師事務作業補助者ができる限りのサポートをしたいと日々奮闘しています。
地域連携室
地域連携室は患者さんの「やりたいこと」を見つけ出し、それを実現するために何かできることがないか?病気や障がいがあるから出来ないではなく、どうしたら出来るか?を考えています。
少しでも日常の楽しみをやりがい・生きがいを感じて「ここで過ごせてよかった」と言ってもらえるよう日々奔走しています。
役割や業務内容
転院や受け入れがスムーズにできるよう周辺病院と連携したり(院外連携)、患者さんやご家族の希望をヒアリングして院内スタッフと連携したりする(院内連携)部署となります。
患者さんが病院でよりよい生活を送るために各所をつなぐハブとも言えるのが、地域連携室です。また、一番力を入れていることが、まちおかでの入院生活をどうすれば、より良いものに出来るか?患者さんの「やりたいこと」を見つけ出し、それを実現するサポートをしています。
今までも院内デイ・おしごと倶楽部・ラーメン屋・移動水族館・アニマルセラピー・駄菓子屋・喫茶店・誕生日の歌・誕生日飯・飲み会‥などなど。
「ここで過ごせてよかった」と言ってもらえるよう日々奔走しています。