先日、ヨリドコのイベントスペースと院内でトランス研修が行われました。
トランスとは介護対象者の移動のサポートを行うことです。

講師は介護3.0の著者でもある介護クリエイターの横木 淳平さん。
横木さんの目指す介護3.0とは「その人らしい生活を取り戻す介護であり、一人ひとりの夢を叶えること」です。

介護3.0の考え方について横木さんに1時間の講義で教わりました。
研修の前半は介護3.0についての話、後半はトランス技術を高めるための実技講習です。

前半の講義では介護3.0について下記を教わりました。
・相手の予想を超えたサービスを行う
・居場所と役割を与えるのが大事
・個別ケアとは私たちが相手によってやり方を変えること

後半の実技講習では下記のアドバイスを受けました。
・点ではなく面で支えることが大事
・介護に入る前の20～30秒は会話するのがポイント
・介護対象者の持っている力を最大限利用する

最後に明日から始める個別ケアの第一歩を教えてもらいました。
・使う言葉を変える
・発信するという責任を持つ
・コミュニケーションという名の行動をする

「介護とは介護対象者に愛情と興味を持つことが大事」ということを教わり、ケアクルー・看護師はすぐに実践していました。