葛西臨海水族園の移動水族館が来てくれました!
「うみ、とどけます」
1年に1回だけの抽選に選ばれると、葛西臨海水族園がやってきてくれる楽しい移動水族館。
病院の外来患者さんに入院患者さん、一二三学園の園生さん、それに、近隣にお住まいの方、保育園、学校、複数の高齢者施設の方々など、前回にも増して大盛況でした。
また、今回もFC町田ゼルビアのマスコット、ゼルビー君が参加してくれました!
記念撮影や握手に応えてくれるいつも優しいゼルビー君、お魚に見とれている姿も。
生き物がお好きな患者さんにとっては、普段は見れない反応をされることがあります。
殆ど言葉を発しない方が「ありがとう!」とはっきりと話したり、普段の表情がすぐれない方も満面の笑顔でした。
手をよく動かせない方が、ふれあいコーナーで上手にヒトデを掴んだり、久しぶりの青空の下でトラックの大型水槽に泳ぐ美しい魚たちに拍手したり。
こんな変化によって身体も気持ちもリハビリになっていることを期待しつつ。
ベッドサイドを離れることができない入院中の患者さんには密閉されたミニ水槽が運ばれ、鮮やかな色の魚をゆっくり鑑賞いただきました。
横からだけでなく、真下の角度から魚を見る面白さにも気が付きました。
葛西臨海水族園のスタッフの皆さんは、どなたもとても説明が上手。
生き物の専門家として、わかりやすく海の生き物を紹介してくれました。
たとえばこんなエピソード。温かい海にはたくさんの種類の魚がいるので、自分と同じ種を識別しやすいようにそれぞれ独自の色と形に変えていった、という説もあるのだとか。だからあんなに海がカラフルなんですね。
もう一つ「タカノケフサイソガニ」。高野さんが発見した、オスの爪の裏側だけにちょこっとフサフサの毛が生えている小さいカニ。ふれあいコーナーで触らせてもらったフサフサの毛の感触、気持ちよくてまだ忘れられません。
でも一体何のために生えているんでしょう?来年度、もしまた当選することができたら、今度こそ毛の理由をお聞きしたいです。
見学にお越しいただきました皆さん、どうもありがとうございました。
葛西臨海水族園の皆さん、遠いところお越しいただき感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
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