【医学生が実習に来ました】地域医療とは医師という肩書をはずして人として関わるものである
杏林大学医学部の学生さんが「まちおか」へ、地域実習にやってきました。
まちおかの地域実習は、ヨリドコ小野路宿と地域を命一杯つかって、地域と地域で暮らす人たちと触れ合います。
まちおかの取り組んでいることの紹介と、地域を診る視点についての簡単なオリエンテーションを終えて、その後は地域を歩いたり、ヨリドコで行われているワークショップに一緒に参加しながら、地域のなかでの医療的な課題や、地域の中で生かすことのできる資源をみつけていきます。
小野路の人々の暮らしを知るために、意外と身近にある地元の牧場を視察させていただきました。
そして、最後は、地域の社交場として育ってきた夜のとまりぎ※で、スタッフとして地域の人たちと交流体験。「医学生」という肩書を脱いで、いつもとは違う人と人とのかかわりの中で、地域の人たちの言葉に耳を傾けていました。
「地域医療とは医師という肩書をはずして人として関わるものである」というのは、参加したとある学生さんの言葉。そんな感覚を持つ医療者が、もっともっと増えたらいいなと感じました。